乳がん治療と不妊治療を経て、今の日常にたどり着くまで

毎日、小さな子どもとバタバタ過ごしています。

ごはんを食べなかったり、着替えなかったり、お風呂から出なかったり。

正直、いつも怒ってばかりで、余裕はありません。

でもふと、「ここまで来るのに、時間がかかったな」と思う瞬間があります。

不妊治療を中心に、病院の予定を軸に生活していた頃には、今のこんな日常が来るなんて、想像もしていませんでした。

今日は、ちょっとまじめに不妊治療をしていた頃のことを書いてみようと思います。

🩺33歳で乳がんが見つかったこと

少し前の話になりますが、私は33歳のときに乳がんが見つかりました。

ステージは1a。

手術と治療を受け、幸い経過は安定しています。

ただ、治療の関係で『すぐに妊娠を目指す』という選択はせず、妊娠は少し先送りになりました。

⏰妊娠を考え直したタイミング

年齢のこともあり、乳がんの治療途中ではありましたが、一度治療を区切り、妊娠を考えることにしました。

治療を一旦ストップしてからも、すぐに妊娠に至ることはなく、流産も2回経験しました。

そのため、医師と相談し、体外受精へ進むことにしました。

年齢や既往歴のことも含めて、当時の私にとって一番納得できる方法でした。

🥚採卵6回、卵60個超

採卵は、合計で6回。

これまでに採れた卵の数は60個を超えていますが、なかなか妊娠には至りませんでした。

また、治療の途中で子宮内膜ポリープの手術も2回受けました。

着床率を少しでも上げるため、必要だと判断したうえでの手術でした。

📅淡々と進んだ治療の日々

通院、注射、検査、手術。

予定を組んで、結果を聞いて、また次を考える。

ただ淡々と、「今できることを一つずつ進める」日々でした。

正直、当時の感情は「前向き」でも「絶望」でもなく、どちらかというと「事務的」でした。

落ち込まないように、期待しすぎないように、そうやって毎日を過ごしていた気がします。

🛁そして今の日常

そして今、目の前では子どもが「まだあそぶ!」とお風呂からなかなか出ません。

早くしてほしいし、ごはんも食べてほしいし、正直、静かにしてほしいと思うこともあります。

でも同時に、ここまでの時間を思い出すと、今あるこの日常は偶然じゃなかったな、とも思います。

60個を超える卵の中から、この子がここにたどり着いたこと。

それだけで、十分すごいことだと思います。

今はもう、あの頃の生活がどんなだったか、はっきり思い出せないこともあります。

それでも、ここまで来るのに時間がかかったことだけは、確かです。

明日もまた、今のいつもの日常が続きます。

バタバタで余裕はないけれど、それでも、ここまで来た時間のことをちゃんと忘れずにいられたらと思います。

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