33歳のとき、乳がんが見つかりました。
あの瞬間は、人生でトップクラスの衝撃。
たぶん今後も更新されないと思います。
頭の中で「え?うそでしょ?」と思った瞬間に貧血で倒れました。
宣告を受けて気持ちが追いつく前に、体の方が先に「これは無理なやつ」と判断したようです。
先生の目の前だったので、倒れてもたぶん何とかなるだろう、という安心感だけはありました。
人生初の“気絶系リアクション”が、まさかこのタイミングとは…。
これで人生設計は一度、きれいさっぱり白紙。
今思えばあれは、完全に人生の脱線事故。
しかも前触れなし、急カーブ。
でも、時間はかかったけれど、その後ちゃんとレールには戻れているので、今だから少し笑って書けています。
🏃♀️乳がんになっても生活は止まらない
不思議なもので、乳がんになっても、生活は止まりませんでした。
仕事は手術のあとに少し休ませてもらいましたが、辞めることはなく、フルタイムのまま復帰。
世の中は思った以上に通常運転で、私だけが「人生の一大イベント中ですけど?」という気持ちでしたが、「治療=すべてストップ」ではなく、できることは、意外と普通に続きます。
通院しながら仕事をして、毎日血圧を気にして。
むしろ乳がんになったからこそ、少しのことでは動じない、鋼のメンタルを手に入れた気がします。
たいていのトラブルは、「まあ、命に比べたら大したことない」と思うようになりました。
⏳正直に言うと、一番大変だったのは不妊治療
人生で一番の衝撃は、乳がんの宣告。
でも、人生で一番長くしんどかったのは、たぶん、不妊治療です。
衝撃度で言えば、乳がんは「ドッカーン!」。
一瞬で世界がひっくり返る感じ。
一方、不妊治療は、「じわじわ、じわじわ」。
気づいたらHPが少しずつ削られ続け、終わりが見えないステージを延々とプレイしているような日々でした。
本来なら、乳がんの治療を最優先して、5年後の38歳までは妊娠を考えない予定でした。
でも実際は年齢の問題もあって、36歳で治療を前倒しでストップさせてもらい、不妊治療をスタート。
しかもその間も、ずっとフルタイム勤務。
乳がんの手術後も、不妊治療中も、出産後も、ちょっと前までずっと。
今になって思います。
お前、よく頑張ったな、と。
🌱今だから言える、ちゃんと生活できていること
再発もなく、こうして日常を送れているからこそ、やっと言葉にできることがあります。
乳がんになっても、生活はなんだかんだ回る。
不妊治療は本当にしんどかったけれど、それでも、終わりはちゃんと来た。
(当時は永遠に通院してる気がしてましたが)
当時の私に「数年後、わりと普通に暮らしてるよ」と伝えても、きっと信じられなかったと思います。
人生で一番の衝撃は乳がん。
一番長く苦しんだのは不妊治療。
でも今は、子どもに振り回されながら、週3で働いて、「今日もなんとか回ったな」と思える日々を過ごしています。
もし今、人生が止まったように感じている人がいたら。
脱線しても、寄り道しても、ちゃんと次の生活はやってくるので、きっと、大丈夫です。






