フルタイムをやめて、週3勤務にしてから数ヶ月が経ちました。
収入は減ったものの、心の余裕は確実に増えたと感じています。
でも同時に、「このままで大丈夫かな…?」と不安になる日もあります。
仕事・子育て・家事。
全部を完璧にこなそうとしていた頃の私は、まるで毎日100m走を全力で繰り返しているような状態でした。
全力で走り切ったと思ったら、翌朝にはまたスタート地点に戻っている。
息つくヒマもなく、常に全力で駆け抜けている感じでした。
💡なぜ「週3勤務」を選んだのか
きっかけは、子どもの体調不良と、自分の限界を感じたことです。
前の仕事は「定時退社OK」とは言われていたのですが、実際はメールやチャット、LINEが深夜まで飛んでくる環境で…。
「対応は翌日でいいよ」と言われても、翌朝スタートダッシュを切って1日駆け抜けるためには、夜のうちにどうしても目を通しておく必要がありました。
常に気が抜けず、休んでいてもスマホ片手に頭の中は仕事のことばかりでした。
そんな状況なので、保育園からの呼び出し電話が鳴るたびに心臓がギュッとなり、自分も寝不足と疲労でギリギリの状態でした。
働き続けること自体が目的になっていた私は、「このままじゃ絶対に体壊す」と思うようになったのです。
最初は「フルタイムをやめる=キャリアの後退」と考えていました。
でも実際に週3勤務にしてみたら、「これくらいがちょうどいいんだな」と感じられるようになりました。
時間にも心にも、ちゃんと余裕がある生活って、こんなにも落ち着いて過ごせるものだとは思いませんでした。
🌿週3派遣で得た3つのメリット
🕊️①心と体に余裕ができた
思い返せば、フルタイム時代は完全に「根性で乗り切る派」でした。
常にどこか不調で、薬と同居しているような日々。
あるとき、咳が止まらないのに放置していたら、まさかの肋骨4本骨折🦴💥
さすがに痛すぎて病院へ行ったら、先生が一瞬言葉を失ってました(笑)。
「え…4本も?どうやって生活してたの?」って、こっちが聞きたいくらいです。
それでも当時は、「仕事休めないし、子どもの保育園もあるし」と自分を後回しにしていました。
今思えば、よく折れたまま生きてたなと思います。
週3勤務になってからは、さすがに「体が壊れる前に休む」という当たり前のことができるようになりました。
もう、折る前に寝る。これ本当に大事です。
👶②子どもに少し優しくなれた
イヤイヤ期の全力抵抗に、つい声を荒げる日も多いですが、週3勤務になってからは、「まあいっか」と思えることが増えました。
子どもが体調悪そうなときは、無理させずに「今日は保育園お休みしてママとお家にいよう」と言える余裕ができたのです。
フルタイムの頃は、「休ませたら自分が詰む」って思ってたので、こんな気持ちにはなれませんでした。
💄③「自分」にも時間を使えるように
「カフェで優雅に読書」
はい、理想ではあります。
現実は、スーパー → 八百屋 → 子ども用品店 → 夕飯の仕込み → 洗濯物…の無限ループ。
気づいたら、夕方どころか日が暮れてます(笑)。
それでも、平日に美容院やホットヨガに行けるようになったのは大きな変化です。
それに、少しでも不調を感じたら即・病院ダッシュ!
悪化する前に病院、これほんと大事です。
💸デメリットも、もちろんある
一番大きいのは、やっぱり収入です。
ボーナス?聞こえませんね?(幻聴です)
月収もフルタイムの3分の1。←これ実際に文字にしたらこわい。
社会保険も問題。
失業保険をもらってる間は加入できず、扶養に入ろうとすると、収入制限の壁が立ちはだかります。
結果、どこにも属せない「無所属の女」として過ごす日々(笑)。
税金はしっかり払ってるのに、保障は薄味…。
この「制度のすき間」で右往左往しています。
さらに地味にくるのが、キャリアの棚上げ感です。
昇進?たぶん今、冷凍庫の奥で眠っています。
スキルアップも遠ざかりますが、今は「走り続けて倒れるより、とりあえず休む」の精神で過ごしています。
そしてやってくるのが、失業保険が終わったらどうしよう問題。
ありがたくもらい終えた後の生活を考えると、さすがにちょっと焦ります。
……というか、休みすぎて本格的な仕事再開が怖い日もあります(笑)。
🧠それでも「週3でよかった」と思う理由
今は、「働く=全力疾走じゃなくてもいい」と実感しています。
今日は仕事、明日は休み、次の日は子どもと全力で戦う(主にイヤイヤ期)みたいな生活。
この前、退職した職場に行ったら、元同僚に「整形したのかと思った😲」と言われました。
いやいや、フルタイムを辞めて顔に余裕が出ただけです(笑)。
派遣ママって、安定はありませんが、しがらみも少なく、身軽で気楽です。
不安もありますが、今の生活には十分満足しています!
🌈おわりに:いまの“ちょうどいい”を大事に
週3勤務になって、もちろん焦りや迷いはゼロではありません。
でも、頑張りすぎず自分のペースで動ける今の生活が、私にとってのちょうどいい働き方だと思ってます!
もうしばらくは、このペースでゆったり走っていこうと思っています🏃♀️🌿






