友人が派遣から直接雇用(契約社員)になりました。
友人の体験談から
- 直接雇用のメリット、デメリット
- 給与や福利厚生は良くなったか
- どうやって雇用変更になったか
気になることを聞きました。実体験は参考になる。
\直接雇用になってから/
- 有給が増えた
- 時給から月給へ
- 賞与がもらえた
働く企業の就業規則や給与体制になり、大きな変化。
おすすめ転職サイトも紹介しているので、ぜひチェックしてくださいね。
【メリット】派遣先から直接雇用(契約社員)の変化
契約社員になると、勤務先の就業規則が当てはまります。
話を進める際、必ず内容を確認しましょう。
有給が増え、特別休暇が利用できる場合がある
有給や特別休暇がもらえるようになる
派遣社員も、もちろん有給休暇はあります。
会社ごとに大きな違いはなく、法定通りがほとんど。(6カ月働くと10日の有給付与)
派遣から直接雇用になると勤務先の就業規則が当てはまり、前より福利厚生が良くなることが多いです。
例えば・・・
- 有給は毎年20日付与
- 慶弔休暇付与
- 特別休暇付与
これだけ休みがあれば、有給が減ることを怯えず、安心して働けます。
月給制で毎月給与が減る。しかし、賞与支給の場合も。
派遣社員は時給制です。働いた分だけ、給与をもらう流れです。
直接雇用になると、時給から月給制になることが多いです。(友人も月給制)
月給制なので、月の変動がなく、大型連休に怯えずに生きていけます。
\給与の変化例/
- 時給から月給へ
- 賞与支給される
- 昇級がある
元々、派遣社員の給与は高いので、「同じ給与で契約社員へ」ということは少ないです。
月給が下がり、年収も下がるなら、直接雇用のメリットはないです。
しかし、賞与が支給されて年収がアップすることがあります。
契約更新が1年毎に。5年働くと無期雇用になるチャンス。
派遣社員は3ヶ月や6ヵ月更新が多いです。
私も派遣時代、「次はちゃんと更新される?定期6ヵ月分、買うか迷う。」と不安はありました。
友人が契約社員になり、1年更新へ。働ける期間が長くなり、安心。
少し先ですが、5回目契約更新後の1年間、無期雇用を希望することができます。
参考:厚生労働省 無期転換ポータルサイト
【デメリット】派遣から直接雇用(契約社員)の変化
実際に社員になって初めて分かる、デメリットについて紹介します。
派遣会社の支援がなくなる。
誰かに相談できる環境があるのは、大きいです。
派遣で就業中は、担当者より電話が入ります。
- 業務で困っていることはありますか?
- 現在どんなお仕事をしていますか?
- 職場の皆さんはどうですか?
会社のサポートが無くなるのは寂しいです。
しかし、困っていることをそのまま放置はストレスが大きい。
いきなり上司や会社の人へは無理の場合、自治体の相談窓口があります。
私は昔、子育てで悩んだ時、自治体の電話相談を受けました。
アドバイスというか、話を聞いてもらうだけで肩の荷が下りてスッキリ。
仕事の量が増えることがある。
派遣社員は契約内容にある業務を行います。
直接雇用は明確な仕事の線引きが曖昧で、業務の幅が増えるようです。
友人のように、「会費回収係」を与えられたら、やるしかないのが現実です。
しかし、あまりにも業務とかけ離れた仕事を依頼された場合は、注意。
会社には「社員相談窓口」がありますので、匿名で相談することもできます。
会社のイベント・飲み会に呼ばれることが増える。
アットホームな会社では、社員の親睦のために定期的に社内行事があります。
派遣から直接雇用になったことから、イベントへの参加案内が届くようです。
友人の場合…
- まずは初回のイベントに参加
- 楽しかったら次回も参加
- 辛かったら次回は欠席
様子が分からないので、1回は行く。
参加してみて「辛い」と感じたら、都合をつけて休んでいます。
雇用が変わったからといって、嫌なことを続けなくてOK。
派遣から直接雇用になるには?「契約変更」の流れ。
「派遣社員で働いていたら、誰でも直接雇用になれるの?」
重要なポイントは、働いてる企業が「雇用変更の実績がある会社」かどうかです。
応募時に「雇用変更の実績」を担当者に確認。
派遣先企業により、取り扱いの違いがあります。
- 雇用切り替えをしない会社
- 3年働くと直接雇用(契約社員or正社員)にする会社
会社の実績は、応募時に担当者へ聞くと教えてくれます。
実際、企業の顔合わせの際
派遣先企業に実績がない場合、社員になれる可能性は低いです。
実績が無いところから、社内の制度を改定して・・・は難しいです。
派遣から直接雇用を目指すなら、
実績がある会社に応募
紹介予定派遣に応募
この2種類です。
紹介予定派遣については、これから紹介しますね。
紹介予定派遣に応募する。
「派遣期間は短くして、早く直接採用されたい。」
こんな人には、紹介予定派遣がおすすめです。
私も紹介予定派遣で直接雇用(契約社員)になった経験があります。
\紹介予定派遣とは/
- 最初は派遣社員として働く。
- 双方の合意で直接雇用へ。
- 採用試験はしっかりある(適性検査・面接等)
紹介予定派遣で一番大変なのは、採用試験。
派遣は「顔合わせのみで働ける手軽さ」が魅力なのに、試験が多いと辛い。
普通の転職活動と変わらないことも。
\紹介予定派遣のメリット/
- 正社員や契約社員になれるチャンス
- 会社の福利厚生を利用できる
- 派遣期間で辞めることもOK(直接雇用を希望しない)
福利厚生や給与など、派遣には無かったメリットが多いです。
求人に応募する際、切り替わった後の処遇を要チェックしておきましょう。
派遣で2年半働いた頃、上司より今後の相談があった。
友人の派遣先会社の場合、派遣社員が3年働くと直接雇用(契約社員)が、当たり前のように行われていました。
会社で働いて2年半…
その後、具体的に直接雇用の条件が提示されます。
- 給与や福利厚生
- 雇用形態
- 業務内容
自分にとってメリットにならない場合は、断ることもできます。
受諾後、入社準備(入社書類や健康診断の提出など)を進めます。
【転職サイトを活用】時間がない人に便利
実際に転職を経験して、1人では内定を得られませんでした。
転職サイトに助けられたので、メリットを紹介しますね。
自分に合う求人を見つけやすい。
膨大な求人情報から、自分に合う会社を探すのも一苦労。
子どもを寝かしつけた後、フラフラの体でPCカタカタ…辛い。
\転職サイトを利用するメリット/
- 希望条件を伝えて、求人探し。
- 自分では見つけられない会社が知れる。
- 職歴から合う会社を提案してくれる。
私は1人で検索するのに限界を感じ、担当者さんにお任せしました。
子育てと両立するため、譲れない条件を伝え、週に1回チェック。
応募書類を作成するのが楽。
転職サイトを使わず、会社に直接応募した時。
\企業求人に直接応募/
- 会社ごとに、応募書類のフォーマットが違う。
- 担当者あてにメールで送信。
- 返事が来てないか、受信ボックスを何度もチェック。
深夜に応募書類を作り、寝不足。1社ずつ対応するパワーない。
あまりにも書類作成が大変で、途中でリタイアしました…。
転職サイトの場合は、最初に「履歴書・職務経歴書」を入力しておけばOK。
企業との面接調整がスムーズ。
転職サイトを使うと、企業との調整も楽です。
職場で何度も休みは取りにくいので、効率よく転職活動をすすめたい。
\面接が決まるまで/
- 面接可能な曜日、時間を伝えておく。
- 企業と直接やりとりをしてくれる。
- 面接候補日をもらう。
- 面接日決定。
数社に応募していると、やり取りだけでも時間がかかる。
担当者さんが直接交渉してくれるので、面接候補日が決まるのを待つだけで楽。
【正社員・契約社員】おすすめの転職会社
実際に求人はどうやって探すのか?具体的な方法を紹介しますね。
【正社員】doda
長く働きたい「正社員」なら、業界大手のdodaがおすすめです。
在宅ワークだったら、通勤時間を活用できて助かる。
実際に求人を探す時は、公式サイトへいき。
「詳しい条件で求人を検索」→「キーワード」の欄に。
- 在宅
- 完全在宅
- リモート
- フルリモート
希望条件を入れると、企業の求人が表示されます。
また、心に余裕が無いとき、紹介してもらう方法が楽。
dodaのスタッフさんに希望や勤務時間を伝え、良い求人があれば教えてもらいました。
1人で大変な採用活動。協力してもらえることは、頼みましょう。
\正社員求人をチェック/
【時短正社員】リアルミーキャリア
正社員のまま「時短」で働きたい人には、リアルミーキャリアがおすすめ。
\特徴/
- 求人は東京23区内、大阪市内がメイン
- 時短(6~7時間)の正社員
- 週5日勤務
- 求人は個別に案内(検索機能はなし)
リアルミーキャリアの求人はエリアが限定されますが、通える人にはチャンス。
\利用の流れ/
- 登録
- アドバイザーと面談
- 求人紹介
- 内定サポート
- 応募書類の添削、面接練習あり。
リアルミーキャリアのスタッフさんと二人三脚で、仕事を見つけます。
転職市場で時短求人は少ない。探してもらえるのは、助かる。
\時短正社員になりたい人は/
【紹介予定派遣】リクルートスタッフィング
業界大手で紹介予定派遣求人があり、働く選択肢が広がります。
派遣先で直接雇用を見据えた求人に応募できます。
実際に求人を探す時は、公式サイトへいき。
「お仕事検索」→「雇用形態」→「紹介予定派遣」にチェックしてください。
直接雇用に切り替われる求人が表示されます。
リクルートスタッフィングで企業情報を見ることで
- 勤務時間
- 給与
- 仕事内容
- 最寄り駅など
働くイメージ、リアルに持てます。
困ったときは、何でも聞いてみることがおすすめ。
\求人相談だけでもOK/
【まとめ】派遣先で直接雇用(契約社員)へなった変化
派遣社員から契約社員の切り替えについて、いかがでしたか?
直接雇用にはメリットとデメリットがあります。
「自分がどんな働き方をしたいのか」が一番大切。
「ずっと働きたいと思った会社」から雇用変更の話が出たら、前向きに検討しましょう。
最後に、派遣をまとめると
- 応募から就業決定までが早い
- 最長3年の期間限定のお仕事
- 残業少なめ
応募がしやすく、短期から長期まで仕事の幅広いです。
求人へは何度も応募できるので、自分に合う会社をゆっくり見つければいい。
また、派遣から直接雇用になると、さらに働き方が変わります。
\今の働き方は/
- 働く期限に悩むことがない
- 在宅ワーク中心で一人で仕事
- 通勤時間を活用し、家事ができた。
派遣社員時代と比べ、心に余裕が出来ました。
子どもが小学生になり、さらに有難みを実感しています。
あなたが思う、理想の働き方とは?
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